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たまにはこういうネタも。
この一年で5Dでの映像撮影・編集を繰り返すうちに 自分なりの(まさに我流ですね)編集方法が確立できてきました。 ちなみに自分は、FCP7やMedia Composerを使ったことがありません。 映像のテープメディアも扱ったことがありません。 誰に教わるでもなく独学で一通りのことができるようになったのは イラレやフォトショップの「レイヤー」感覚よりも、PTやLogicといった DAWの「時間軸」の感覚が自然に身に付いていたからだと思います。 そうは言っても、音声編集との概念の違いなどで頭を抱えたことも数知れず。 そんな時にもっとも助かったのがネット上での情報。 メーカーオフィシャルのマニュアルに載ってないことが書かれた現場ブログに 何度助けられたことか…。 ということで、ひょっとしたら誰かの役に立つかもという淡い期待とともに 主にPremiere Proを使った、自分の2012年版Music Video編集法を公開してみます。 概要 --- まず、現場では音を鳴らしながら5Dでバンバン撮影。 撮影方法も、初めはだいぶ苦労しましたがその話は今回は割愛。 バンドもののMVだと、とにかく撮れ高が大事だと思います。 その後、FCPX+MotionまたはPremiere+After Effectsの組み合わせを使い分けて編集。 素材を並べるだけの簡単なインタビューや教材はFCPXで、 ちょっと込み入った編集の場合はPremireを使うというかんじ。所有機材のリスト。 以下は、Premiereの例です。 1 --- 5DMk2で撮影した.MOVデータを、CFからMBPにeSATA接続したHDDにコピー。 さらに万一に備えて別のHDDにコピー。CFもプロジェクトを納品するまで消さない。 余裕があるときは現場でもMBPの内蔵+FW外付けにバックアップしておく。 元データが大事なのは、音楽も映像も同じですね。 2 --- Premiereで新規プロジェクト作成。 取り敢えずすべての素材を読み込む。即編集できるのがメリットではあるが ProResへ変換が必要なFCPXでも、その時間を見越して作業の段府取りを決めるので 大きな問題ではないと思わなくもない(そんなの寝る前にやればいい)。 でもやっぱりイラレのファイルがそのまま読めるのは相当便利。 3 --- Audio1に2MIXの音源を配置。 自分は、事前にDAWで48KHzに変換しておく。 4 --- 取り込んだ素材を「INTRO」「A」「B」「HOOK」などで区分する。 曲のアタマからずっと回しっぱなしのカットは「INTRO」などをつくって入れる。 時間軸がないカット(風景やモノ)は「Z」フォルダなどを作り入れておく。 5 --- Visualトラックを30くらい作成して、タイムラインをAudio1のわかりやすい場所で止め 取り込んだ映像の「Z」以外の素材に大まかにIN点を打ち あまりに使えないカット以外は、映像のみ(音声はいらない)を選択してクリップを どんどんタイムラインに並べていく。 映像と音声との多少のずれは後で直せるので気にしない。 6 --- 時間軸上で使うカットを残して、不必要な部分を大まかに削除。 あまり深く考えずにショートカット「C」と「V」でバンバン切って消していく。 悩んだらとりあえず並べておく。この段階で別名保存。 シーンごとにカット割りが決まったら別名保存。 なんだかんだで、APPLEの「バージョンを保存」には馴染めない。 7 --- 全体のカット割りをクライアント確認後にカラーグレーディング。 Premiere付属の「輝度&コントラスト」と「RGBカラー補正」で下準備後に 各シーン毎の最初と最後のカットに、Magic Bullet Looks2のプリセットを当ててみる。 方向性が決まったら、プリセットを基にシーンごとのオリジナル設定を作って保存。 設定の保存方法は、画面左下のプリセットの名前を変更してエンターキーで プリセット中の「Custom」に追加される。 8 --- ネスト化してしまうと後で修正するときに結局面倒なので、大変でもひとつずつのクリップに カラーエフェクトを適用。一通り終わったら別名保存。 9 --- トランジションや部分的なエフェクトを入れていく。 「AfterEffectsに送信」で編集、修正は「オリジナルを編集」で調整。 あとは、何度も何度もつくってはやり直しを繰り返して完成。 クライアント希望のフォーマットで納品。 最近は、CS6だとAEに送らずPremiere上で直接エフェクトを掛けられるプラグインが 多い気がするのでアップグレードを検討中(いまはCS5.5)。 とまあこんなかんじです。 もっといいやり方があるんだとは思いますが、今のところ自分がやりやすい方法はこれ。 あくまで自分用のレシピなので、あまり鵜呑みになさらずに。 何かあっても責任は負いかねます(笑) [ 株式会社エンター・サンドマン ] 音楽×サービス=「わたしたちの仕事」 www.esltd.jp www.entersandman.jp www.fuelstudio.jp ブログランキングに参加しています。クリックお願いします!→
by enter_sandman_ltd
| 2012-12-27 16:25
| 音響・映像機材
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